2. 迎える準備:安全でストレスのない「猫ファースト」な環境
子猫を迎えるのはわくわくしますね。ただ、最初は少し大変に感じるかもしれないので、子猫を育てるための事前の準備が大切です。健康な成猫になるために必要なことを知っておくことは子猫を迎え、育てるための準備のひとつです。
新しい家族として子猫を迎える準備、ワクワクしますね!子猫との生活をスムーズに始めるために必要なものを、「必需品」「環境づくり」「心の準備」の3つのカテゴリーに分けて整理しました。
1) 最初に揃えておきたい必需品
子猫が家に着いたその日から必要なアイテムです。
| カテゴリー | 必要なもの | 選び方のポイント |
| 食事 | 子猫用フード | 「総合栄養食」と記載がある、高タンパクなもの。 |
| 食器 | フード用・水飲み用 | 浅めでひっくり返りにくい、陶器やステンレス製。 |
| トイレ | トイレ本体・猫砂 | 子猫がまたぎやすい縁の低いもの。砂はブリーダーやショップと同じ種類だと安心です。 |
| 移動 | キャリーバッグ | 病院への通院に必須。頑丈で出し入れしやすいもの。 |
| 寝床 | ベッド・毛布 | 柔らかく、自分の匂いがつきやすいもの。 |
2) 安全な環境づくり(キャットプルーフ)
子猫は好奇心旺盛で、思いもよらない隙間に入り込んだり、物を噛んだりします。
- 誤飲防止: 輪ゴム、紐、薬、クリップなどは片付けましょう。
- 危険な植物: ユリ、ポトス、アイビーなどは猫にとって猛毒です。手の届かない所へ。
- コード対策: 電気コードを噛むと感電の恐れがあります。保護カバーを巻くのがおすすめ。
- 脱走防止: 網戸のロックや、玄関のフェンス設置を検討してください。
3) 健康とケアの準備
- 動物病院の確認: 近くにある評判の良い病院をあらかじめ探しておきましょう。
- 爪切り・ブラシ: 小さい頃から慣れさせておくと、大人になってから楽になります。
- 爪とぎ: 家具を守るためにも、縦型や平置き型など数種類用意してあげてください。
4)かかりつけの動物病院探し
①病院選びのチェックポイント
ネットの口コミだけでなく、以下の条件を満たしているか確認してみてください。
- 通いやすさ: 自宅から車や電車で20分圏内が理想です。移動時間が長いと子猫のストレスになります。
- 診療時間と休診日: 自分の休日と病院の休診日が被っていないか、夜間診療を行っているかを確認します。
- 猫専用・猫優先の有無: 「キャットフレンドリークリニック(ISFM認定)」など、猫に配慮した病院だと、怖がりな子でも安心です。
- 専門性: ワクチンなどの一般診療だけでなく、去勢・避妊手術の実績が多いかもポイントです。
②最初の受診(健康診断)のタイミング
子猫が家に来てから3〜7日後くらいに一度受診するのがベストです。
- 理由: 家に慣れてきた頃に、隠れた病気や寄生虫がいないかチェックするためです。
- 持っていくもの: 母子手帳やこれまでのワクチン証明書(ショップや保護主からもらったもの)
- 当日の便(検便用。ラップに包んで持参するとスムーズです)
③夜間・救急の連絡先をメモしておく
かかりつけ医が閉まっている深夜に体調を崩すこともあります。
- 「夜間救急動物病院」**を最低1ヶ所は見つけておき、スマホの連絡先と、冷蔵庫などの目立つ場所にメモを貼っておきましょう。
④費用の目安を知っておく
子猫の時期は、以下のような「予防」に関する費用がかかります。
| 項目 | 内容 | 頻度 |
| 混合ワクチン | 感染症の予防 | 生後2〜4ヶ月の間に数回 |
| 駆虫薬 | お腹の虫やノミ・ダニ予防 | 定期的(月1回など) |
| 去勢・避妊手術 | 生殖器系の病気予防 | 生後半年〜1年頃 |
⑤ペット保険への加入
ペット保険への加入を検討している場合は、病気が見つかる前(最初の受診前)に加入しておくと、補償の対象になりやすく安心です。ペット保険の選び方はこちらをご覧ください。